こんにちは。

週刊リゾートバイト生活 編集部のmioです。今回はリゾートバイトのお金と貯金がテーマです。

リゾートバイトを始める理由のほとんどは男性も女性も「お金」だと思います。リゾートバイトは「アルバイト」なのですから当然です。「お金を稼ぎたい」とか「一定期間でしっかり貯金したい」という目的でリゾートバイトを考える人が多いと思います。

一方で、「リゾバならではのスペシャルな出会い」や「リゾバならではの非日常なスペシャル体験」を大切にしたい人もいます。どちらをより重視するかというのは人によります。わたしは元々まとまった貯金をしようとリゾバを考え始めたのですが、結果的にリゾートバイトのスペシャルな出会いや体験の魅力にはまった派です。

 リゾートバイトだから時給が高い、というわけではありません。リゾートバイト参加中は生活のための支出が激減するというのが大きな理由です。今回は、リゾートバイトでまとまった貯金ができる理由と、しっかり貯金するためのポイントについて考えてみたいと思います。

夏は海の家やマリンスタッフ、冬はスキー場のリフト係やウェアのレンタルまで。ひとことでリゾートバイトといっても多種多様。幅広い仕事・職種があります。

＞リゾートバイトの主な職種はこちら（職種大辞典）

そんな中で本当にざっくりいうと、リゾートバイトの時給相場は1,000円前後。この記事は2019年2月下旬で、そのときの求人状況にもよりますが、リゾバ探しをしていると時給1,000円の仕事って多い。

職種でいうと、旅館の仲居さんやスキルの必要な洋食調理などはちょい高め、レストランのホールや調理補助、ホテルのフロント・ベル・受付などは普通め、といった感じでしょうか。 

職種による差よりも、地域差のほうがだんぜん大きいです。東京近郊や関西圏の勤務地は比較的高め。1,000円～1,100円台が多くて1,000円を下回る募集はあまりありません。反対に、800円～900円台前半の仕事はほぼ沖縄の募集、たまに北海道です。

沖縄は最低賃金が低い（平成30年10月の改定で沖縄762円、東京は985円。223円も差があります）のも理由ですが、沖縄のリゾートバイトは人気なので低めの時給設定でもバイト希望者が集まるのでしょう。リゾバ時給の地域差はリゾバ人気の地域差とも考えられます。

時給だけで判断するなら沖縄や沖縄離島はうーん、、、と考えてしまうほど低いです。うーん。でも、時給以外の魅力が高いからこそ沖縄や北海道は低め設定になっているともいえます。リゾバ人材の確保を考えると全国各地のリゾートバイト先が競争相手になるわけですが、沖縄は時給関係なく魅力があるリゾバ先。

透き通るビーチの写真を見ていると、１～２割の低い時給設定も関係なくなりそうです。

現地でバイト仲間の間で自己紹介する際、「派遣会社どこ？時給いくら？」という会話は確実に交わされます。そして、50円程度の時給差はけっこう普通にあります。時給100円以上の差があると１日で1,000円近い差が出ます。

仕事の内容はまったく同じなので、派遣会社の違いだけで時給が低いのかと思うとショック大きいです。この条件で１ヶ月の差を計算すると泣きたくなります。派遣会社のスタッフに電話を入れたくなります。

登録するリゾバ会社選びは慎重に。初めてのリゾートバイト生活で時給の差にショックを受けたくない人は、業界No.1の時給を宣言する「リゾートバイト.com」に登録してみてください。

時給1,000円で仕事すると月いくら稼げるでしょう？週５日勤務（週休２日）として計算してみます。

時給1,000円×1日8時間＝8,000円/日

8,000円×月22日＝月17.2万円

実際には繁忙期で残業がある場合も多いです。社会保険料を引かれます。

週５勤務でざっと15万円は手取り給料として残ります。残業や勤務日数が多いバイト先なら月20万円を超えますし、高時給の仕事で週６勤務すれば月30万円、手取りでも25万円いきます。

地元で一人暮らしでバイトをしていたら最低限の生活費がかかります。住居費・光熱水道費・通信費、、、それに食費、いろいろ雑費。どんなに抑えても10万円前後はかかりますよね。

それに比べて、リゾートバイトの生活費のかからなさは異常。

仮に朝食やお菓子や息抜きやちょっとした買い物で月５万円を使っても（実際にそんなに使わない）、手元に１０万円は残ります。

雪山しかない場所でスキー以外どんな娯楽があるっていうんだ、という状況ならもっと残ります。

一定期間で大きな貯金をしたいならリゾートバイトで住み込み生活をするのがダンゼン有利。手元に残るお金をきちんと貯金すれば、数ヶ月で桁違いの貯金ができます。

リゾートバイトと一言でいっても、職種は色々ですし、バイト先は様々です。ブラックなバイト先の話もよく聞きますし、何度もリピートしている素敵なバイト先もあります。実際に参加する前に、リゾバ期間中でどのくらい貯金できそうか計算してみましょう。そして、その金額を「目標金額」として自分の中で設定して忘れないようにするのが大切です。

ときどき「リゾートバイトに参加したけど思ったほど貯金できなかった～」と嘆いている人（男子に多いと思う）がいますが、貯金できなかった人には必ず理由があります。（手を胸にあてて考えてみるといいですよ！）

リゾートバイトに参加してよく聞くのは「やりたいことの実現のために貯金、でも観光やバイト仲間との遊びもバランスよく楽しみたい」という人が多いです。男女ともにそうだと思います。

バイトで初対面で「リゾートバイトで素敵な出会いを見つけたいです」とか「ぶっちゃけ婚活の一環です」という猛者もいます。口には出さないけど出会いを期待している人も多いかも。

そういうものには全く関心をみせず、起きたら仕事→マカナイで食事→寮でスマホ→寝る／起きたら仕事→マカナイで食事→寮でスマホ→寝る→・・・で休日も遊びも食事もお誘いも最初からバッサリと断って、貯金第一でもくもくとリゾバ生活を送る人も割といます。

目的は人それぞれ。稼いだお金の使い方・貯金に対する考え方も人それぞれです。リゾバで接する人の価値観が自分とは違ったとしても他人の道に深く干渉せず相手の価値観も大切にする。気の合う人とは楽しく過ごす。・・・という柔軟な姿勢もリゾートバイトの長期の共同生活には必要なことかもしれませんね。